Metro Style アプリの特徴 (2)

タッチ言語

 タッチによる操作の事をタッチ言語と呼んでいるようです。
 基本的な操作は iPad 等と同じですが、デモでは一部独自の操作について紹介していました。

ドラッグ+パン

 スタート画面のタイルを移動するような時の操作です。
 ドラッグしたまま移動という動きは既存のタブレットでもありましたが、ドラッグしながら別の指でパンする事で高速に移動可能になっています。

スワイプして選択

 項目を少しだけ下向きにスワイプする事で選択できます。
 項目を選択して編集するような画面では、スワイプして選択するとアプリバーが表示されて削除等の編集ができるといった動きになっていました。

セマンティックズーム

 スタート画面のように端から端まで移動するのに時間がかかるような時の操作です。
 既存のタブレットのようにパンして移動する事もできますが、何回も操作しなければならなくなります。

 セマンティックズームは、コンテンツ全体を縮小したり拡大したりして移動する操作です。
 デモではスタート画面を操作していましたが、画面全体をピンチアウトするとタイルが縮小され画面内の表示される範囲が広くなります。
 この状態で移動したい場所を中心にピンチインして拡大する事で移動ができます。
 アプリによっては縮小時に別の表示(概略のみになる等)に切り替わる物もありました。


 タッチ操作に関しては、既存のタブレットを参考にしつつ、さらに研究してきた感じです。
 特に“スワイプして選択→アプリバーを表示して編集操作”という動きは、標準化される事でアプリ毎に操作が異なるといった問題がなくなるので使いやすさにつながると思います。